加圧トレーニングでめまいがする?知っておきたい筋トレの注意点

筋トレを効果的に行うことができるということで、人気なのが加圧トレーニングです。しかし、様々なデメリットも噂されています。その中の一つが、めまいが起きてしまうというものです。本当に起きてしまうのでしょうか?どうして起きてしまうのでしょうか?その原因に迫ります。もし、起きてしまった場合にはどうすればいいのかも調べました。体調不良を起こないための予防方法についてもまとめました。きちんと理解した上で行えば、安全で効果があるトレーニング方法です。

加圧トレーニングでめまいが起きる原因

まず、加圧トレーニングとはどのような方法で行うトレーニングなのかをご説明します。トレーニングでは、腕の付け根、足の付け根に加圧ベルトをとりつけます。そして圧をかけることによって、血流を制限し、成長ホルモンの分泌を促します。これにより、筋トレが効果的に行え、短時間のトレーニングでもしっかり鍛えられるのです。脂肪の燃焼をしやすい身体にもなります。

このトレーニングを行うと、めまいや立ちくらみをしてしまうという噂があります。一体なぜなのでしょうか?加圧ベルトで筋肉への血流を制限することで、末梢神経に血液が溜まります。そうすると、体幹、脳へ酸素が行き渡らなくなり、酸欠状態になる場合があります。また、血流を制限することで成長ホルモンが分泌されますが、これと同時にインスリン様成長因子が発生します。これにより、血糖値が急に低下して、身体が低血糖の状態になる恐れがあります。これらが原因となり、めまいが起こってしまう可能性があるということです。

したがって、資格を持った経験、知識が豊富なトレーナーの指示をしっかり聞きながら行いましょう。適切な指導のもとでトレーニングをすれば、体調不良になる可能性は低くなります。自己流で行ってしまい、身体に負荷をかけすぎてしまったり、加圧が強すぎてしまったり、加圧時間が長すぎてしまったりすると、不調をもたらしてしまいます。加圧のレベルは、個人に合ったものをトレーナーが設定してくれます。また、加圧は30分ほど行うだけで、十分にトレーニングできるものです。長く行えばいいというものではないので、指示を守って行いましょう。

そして、何か不安があったり、体調の変化で心配なことがあった場合は気軽に相談しましょう。もともと持病があるなどで体調に不安がある場合も、トレーニングを始める前に相談が必要です。加圧トレーニングはリハビリなどでも行われるトレーニングなので、病気やケガがあっても行える場合もあります。医療機関と連携しているトレーニングジムもありますので、安心して通えるところを探すといいでしょう。

もしめまいが起きたら?

どんなトレーニングでも、きつさ、苦しさ、大変さはあります。そして、それでも我慢して続けていくことで、目標とする体形へ変わることができます。しかし、我慢してはいけない体調の変化というのもあることをしっかり理解しておく必要があります。トレーニングを始めたばかりのころは特に、まだ身体が慣れていないので少しでも不安がある場合、体調に変化が感じられた場合にはトレーナーに相談してください。無理して続けてしまうと、めまいから転倒してしまう恐れもあります。めまい自体は大きな病気につながらなくとも、転倒して怪我をしてしまうなどの問題になってしまうこともあるので、始めのうちは特に無理に頑張りすぎないことを心がけてください。

初めて加圧をするときは、良好な健康状態であっても疲れすぎてしまったり、めまいが起きたりすることもあります。頭がふわふわとする感じがする、ぐるぐる回るという症状が出てしまったら、すぐに中断しましょう。通常は30秒から2分程度でおさまるものです。トレーニングを一度止めたら、スポーツドリングなどで水分補給をします。加圧ベルトはもちろん、身体を締め付けるものははずし、しばらく安静にしていれば、自然に体調がよくなるはずです。光が刺激になる場合もあるので、暗室で休む、目を閉じるなどして、対処しましょう。

トレーニングを繰り返し行っていくうちに、体内の毛細血管が発達してきます。血流制限をすることに身体が慣れてくるので、不調も起こりにくくなってくるでしょう。

めまいを防ぐためには

一番は、自分の体調管理をしっかり行うことです。風邪をひいているとき、前日お酒を飲んで二日酔いのとき、など自分では大したことのないものだと考えているかもしれません。しかし、加圧トレーニングは、加圧ベルトで血流を制限して行うトレーニングなので、体調が優れないときには控えるようにしましょう。トレーニングを始める前に、トレーナーにその日の体調を聞かれたり、ジムによっては医療機関と提携していて体調チェックをしたりします。そのとき、少しくらいの体調不良だと我慢をするのではなく、正直に自分のその日の状態を伝えましょう。それにより、トレーナーが今日はトレーニングをすべきなのか、する場合はどのようなメニューで行うのかを判断してくれます。

トレーニングは、トレーナーのもとで指示をしっかり聞いて行いましょう。めまいの原因である、酸欠状態、低血糖にならないようにするために、こまめに水分補給を行ったり、飴やチョコレートなどで糖分を摂取するとよいです。

また、トレーニングに限らず、日常生活においてもめまい、立ちくらみが起きてしまう方がいます。それらの原因は疲れやストレスからくる自律神経の乱れがあります。トレーニング以外での生活をよいものにすることも心がけていくとよいです。

食事も生活の中で重要なことの一つです。ここでは、不調を防ぐためにぜひ摂っておきたいものについてご説明します。まずは、身体の抵抗力を高め病気にかかりにくくなる、病気に打ち勝つことができる体作りに効果的なものです。神経細胞、筋肉の働きを助ける役割をするのがビタミンB1です。これは豚肉やナッツ類に含まれています。次に、疲れを取ってくれる、精神を穏やかにする役割をするビタミンCです。野菜や果物に多く含まれています。最後に血流の流れを助けてくれるEPAです。これはイワシやサンマなどの魚に含まれています。反対に、多く摂り過ぎないほうがいいものもあります。カフェインが多いコーヒー、フェチン酸が含まれるインスタント食品などです。以上より、肉、ナッツ、野菜、果物、魚という食材をバランスよく摂取することで、安全に加圧トレーニングができる健康的な体になれるということです。

まとめ

加圧トレーニングにより、めまいが起こる可能性があることは否定できません。まだトレーニングを始めたばかりのころは、身体が慣れずに不調が起こりやすいものです。トレーナーの方もそれに配慮したメニューで行ってくれますが、少しでも不調を感じた場合には無理せずに相談しましょう。少しずつトレーニングに身体が慣れてきて、不調が起こりにくくなります。

しかし、そこで過信して自己流の筋トレを行うことはやめましょう。加圧のレベルや時間などは、トレーナーの指導のもとで行います。専門知識を持ったトレーナーのもとで、安全にトレーニングを行うことで、より効果的に体を鍛えることができます。